仕事が、終わった。
スケジュールがタイトなため、のんびり観光はできないのはもちろんなんだけど、もっともっと「靴の街」を堪能できればよかったな。
靴の街で生まれ育った最近の若いイタリア人たちは、靴に携わる仕事に興味がないという。
今イタリアは不況で、歴史のある靴産業もその煽りを受けている。
つぶれていくメーカーも多いらしく、そんな状況なもんで、若者は勉強して大学を出て都会へ行っちゃうらしい。
つまり、高い技術を引き継ぐ後継者がいないってこと。
それって、浅草みたいに、とても深刻だ。
と、ここまで書いてるバスの中なう。
となりに座ってるおじさんが、
君はチャイニーズ?ジャパニーズ?
足の爪にはマニキュアしてるのに、手にはしてないね‼
(どうでもいい事にテンション高い…)
と、話しかけてきた。
なんか長そうなので、また後で…。
今日のフライトで日本へ帰る。
どうしようもなく、坊やに会いたい。